master works TOKAI 第七章 審査員

唐津絵理

唐津絵理

(愛知県芸術劇場シニアプロデューサー/Dance Base Yokohamaアーティスティックディレクター)

「プロフィール」

お茶の水女子大学文教育学部舞踊教育学科卒業、同大学院人文科学研究科修了。
舞台活動を経て、1993 年より日本初の舞踊学芸員として愛知芸術文化センターに勤務。14 年より現職。
10 年~ 16 年あいちトリエンナーレのキュレーター(パフォーミング・アーツ)。
大規模な国際共同製作から実験的パフォーマンスまでプロデュース、招聘した作品やプロジェクトは200 を超える。
文化庁文化審議会文化政策部会委員、企業の芸術文化財団審査委員、理事等の各種委員、コンクールの審査員、大学非常勤講師等を歴任。
講演会、執筆、アドバイザー等、日本の舞台芸術や劇場の環境整備のための様々な活動を行っている。
著書に『身体の知性』等。

「審査の視点」


いかに独創的であるかに注目して審査をします。
基本的なストリートダンスのムーヴメントを並べるのではなく、それを土台にしながらもそこからいかに新しい自分ならではの振付を創造しているのかが重要です。
また演出面でもどこかで見たことのあるような既視感のあるものではなく、いかにオリジナリティのある演出になっているのか、ダンスの舞台は総合芸術ですので、トータルでの演出や構成力を総合的に見て審査をします。
他ジャンルの多様な舞台も参考にしてみてください。
ストリートダンスの概念を更新するような斬新な作品をお待ちしています。

長濱佳孝

(Legend UNIVERSE 総括プロデューサー)

「プロフィール」


高校時代よりダンスを始め、大学時には関東大学学生ダンス連盟Σの会長として活躍。
以後、ストリートダンス情報誌「SDM」の創刊・主力編集者、振付作品コンテスト『Legend Tokyo、Legend UNIVERSE』や舞台公演『FINAL LEGEND』の立ち上げと企画・舞台制作・演出面を統括。また外部の舞台制作にも数多く携わり、青山学院大学ダンスサークルや社会人舞台公演の制作・演出指導、『日本ダンス大会』をはじめとする各大会の審査員ほか、『master works TOKAI』では第三章より審査員を務めている。



「審査の視点」

ダンス作品としての振り揃えや技術、構成。
エンターテインメントとしての演出。
そしてアーティストとしての気概を拝見させていただきたいと思います。
特に3点目、ストリートやジャズダンスは他のダンスジャンルよりも楽曲との関わりが大きいため、「まず自分の好きな楽曲があり、それに合ったダンスやその曲の世界観を表現する」ことに重きを置いてしまう人も多い。
盲目的に楽曲のしもべになるのではなく、自らの発したいメッセージや表現のためにその楽曲を利用するアーティストとしての〝エゴ〟を忘れずに臨んでいただきたいと思います。


SEIYA

SEIYA

(Soul of the spirit)


「プロフィール」

幼少期にダンスに出会い、様々なジャンルを経てLOCKダンスに行きつく。
現在は、名古屋LOCKINチームを代表するSoul of the spiritのリーダーであり、若くしながら、積み重ねてきたスキルと実績を兼ね備えたDANCER。
昨年行われたLEGEND UNIVERSEでは、SEMI LEGENDを受賞し、コレオグラファーとしても活躍の場を広げる。
他にも、現在は、コンテストやバトル、イベントオーガナイザー、キッズチームのプロデュースなど、多方面で勢力的に活動する。

「審査の視点」

まずは、一般的なコンテストとは異なり、作品を創る振付師によるコレオグラファーコンテストであるため、作品に特化して審査させて頂きます。
作品には、振付師の意図、想い、世界観、色など様々な要素が含まれると思います。
その中で、振付師がその作品において何を1番に伝えたいのか、これが重要であるかと思います。
また他には、作品と作品に対するテーマ、ストーリーなどは、どのようにリンクして伝えるかが鍵になってくると思います。
私も振付師に込められた作品を誠心誠意受け止めて、審査させていただきます。

ゆたぴ

ゆたぴ


「プロフィール」

jazzをベースに様々なジャンルを取り入れ、独自のスタイルで活動するfree style jazzダンサー。
県内、県外問わず様々なイベントや舞台やコンテストに出演、入賞する。
またアーティストの振付提供やファッションショーに出演などの活動の場を広げ、近年では国内最大級の振付コンテストにて入賞するなど振付家としても注目を浴びている。


「審査の視点」

私が作品を創っていく中で特に意識をしている事で、テーマや表現をしたい事の統一性や一貫性と言うところを主に見たいと思っています。
使用する楽曲、それについてくる振付や構成、衣装、演者の表現の統一感などバランス良くブレていないかを見たいです。
その中で見ている人がワッとびっくりするような仕掛けが入っていると作品の中に緩急が生まれて良いのかなと思います。